到着した頃のモウレツな喜びはもう消えうせたが、日常に溶け込んで、なくてはならないものになっている。
そう、予想以上に良かった。
2週間くらい使い込んでみて、良かったと思えることと、悪かったと思えることを書いてみたい。
■良かったこと
- セットアップ(ペアリングとか)が簡単
sonyの昔のスマートウォッチはペアリングがすぐに切れる障害などがあったらしいが、pebbleはそんなことは全然ない。
それどころは、bluetoothの通信のはずなのに、そこそこ長距離(自宅2Fの端から1Fの端くらい)離れていても通信は途切れず、電話・メールの着信やスマホの音楽操作をやってのける。
- 画面も美しい
モノクロではあるものの、そこそこの高精細。
ペーパーインクといわれると、初期のkindleのチラつきを想像させるけれど、あんなことは全くない。
- 電池の持ちもよい。
1週間弱は電池が持つことを確認できた。
開発ツールが親切。
Webページ上でプログラムを作成して、ビルド・ダウンロードすることもできてしまう。
HelloWorldだけ試してみたが、きっちり動いた。
- 時計アプリ(FACE)がネット上に充実している。
まだあまりたくさんないことを覚悟していたけれど、予想外にたくさんの時計がインターネット上で公開されていた。
個人的に気に入っているのは、エヴァンゲリオンの活動限界っぽい時計と、ゲームボーイ時代のポケモン戦闘画面っぽい時計。
あと、水泳OKなくらいの防水とか、安心して着用できる。
悪いことは、本当に思いつかないくらいだ。
でも、あえて挙げてみる。
■悪い点
- 音が鳴らない
これは予想外だった。
これまでのデジタル時計は、アラームとかストップウォッチで「ピッ」くらいはなるのが当たりまえだったが、pebbleは一切の音が鳴らない。
目覚ましアラームは搭載されていて、バイブレーター。(←これは予想外に良かったが)
次世代機では是非、「ピッ」くらいは鳴って欲しい。
- 到着に時間がかかった(笑)
メールの連絡では1週間程度とあった気がするが、実際には2週間近くかかった。
海外だし、品数も少ないし仕方ないとしよう。
- 日本語未対応
これもわかっていたことだが、早く解決して欲しい。
せっかく電話の着信があっても、だれだかわからない。
開発言語がC言語
最近は、Javaを使うことが多くなったので、ポインタとかすっかり忘れてしまった。
でも、これも仕方ないことだろう。
この小さな時計でJavaを動かすのは酷なことかもしれない。
- 画面がモノクロである
当然、カラーだとより良いが、電池の消耗とトレードオフするならば、むしろモノクロで問題ない。
今後も、いろいろなスマートウォッチが発売されるだろうが、Pebbleに勝るものはしばらく出ないのではないだろうか。
きっと後発の他社は、性能重視して、2~3日しかバッテリーが持たなかったり大きかったりするのではないかと予想する。
このpebble、きっと長いつきあいになるだろうと思う。