2012年3月18日日曜日

百科事典棒とは

昔、何かの本で「百科事典棒」の話を読んで、当時おもしろい話だと思ったのを覚えている。

百科事典棒というのは、こうだ。

マッチ棒のような一本の短い棒に、分厚い百科事典の全ての情報を記録することは可能かという話。
こんな問題の答えが「できない」であるはずがない。
ちなみに答えは、「理論上できる」だった。

やりかたは、まず百科事典の全ての文字情報を全て数化する。次に、先頭に「0.」(ゼロと小数点)をつける。
最後に、棒の先端から、先ほどの数値の距離の位置に印を付ける。
以上で終了というわけだ。

この話を読んだとき、理論上の話ではあるけれど、おもしろい話だと思ったのを覚えている。
でも、よく考えてみると、今はそれよりも小さな記憶装置が存在していて、数百円から購入することができる。
具体的には、たとえば、マイクロSDカード等がそれだ。

技術の進歩というものは本当に凄まじいものがある。
今、理論上でしか可能でないタイムマシンとかも、普通に実用化される日が来るのかもしれないと思った。

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